キリムの呼び方・・・

newkilim

現在、商業用おもに輸出用に作られているキリム。


oldkilim

約30年から100年前までに作られたキリムで、殆どがUSEDですが中には未使用状態の物もあります。


antiquekilim

100年以上経った物がアンティークと呼ばれます。コレクションピースと呼ばれる物は大体がアンティークですが、現在わずかしか市場に出回っていません。80年以上のオールドも同様ですが、希少価値が上がって高価になっています。


オールドキリムやアンティークキリムは、自分たちのために作ったのでオリジナルティに溢れ、その色使いやデザインの感性には驚かされます。使い込まれ風合いの出た古いキリムには何ともいえない味わいがあります。
もちろん古ければ良いととは言えません。手織りですからおおざっぱな人、几帳面で手先が器用な人、センスの良い人・悪い人、織り手も色々です。

いくら古くても配色のセンスが悪かったり、質の悪いウールであれば魅力的なキリムではありません。



キリムの呼び方(サイズ別)

手織りなので、サイズはまちまちです。あくまでも目安の呼び方です。

YASTUK :ヤストゥク 60× 90cm前後
CEYREK :チェイレク 90×120cm前後
SECCADE :セッチャーデ 120×180cm前後
KARIYOLA :カリヨラ 160×220cm前後
KELLE :ケッレ 200×300cm前後


キリムの呼び方(種類別)

遊牧民は色々な生活用品をキリムで作っていました。

CUVAL :チュワル 穀物などを入れる袋。 オールドキリムの「ヤストック」や「チェイレク」サイズのものは、チュワルを開いたものが多い。
HAIBE :ヘイベ ラクダやロバの背にかけるサドルバッグ。
SOFRA :ソフラ 食事の時に敷くキリム。 料理を並べて周りを囲んで座り食事をする。約140×140cmの正方形が多い。
YULLUK :ユルルック(ランナー) 細長い廊下用のキリム。


キリムについて

キリムの産地と今

キリムの呼び方

キリムのモチーフ

キリムのメンテナンス